私は視力が弱くて普段はメガネをかけています。
サバゲー中は、1日使い捨てのコンタクトレンズを使っています。
そんな理由もあって、実は前からレーシックに興味があるんですよ。
それでレーシックの無料カウンセリングとか検査を受けたことがあるので、その経験も生かして、今回はレーシックについて色々と調べてみました。
サバゲーマーにとって、視力はけっこう重要だし、私と同じようにレーシックに興味を持っている人も多いんじゃないかなって思います。
今回調べた情報が、あなたの役に立てば嬉しいです。
もくじ
レーシックとは?
特殊なレーザーを目に当てて、近視の治療をする手術とのことです。
Wikipediaには「角膜屈折矯正手術の一種」と書いてありました。
ネットで調べた情報によると、近視の手術の歴史は1947年に順天堂大学の佐藤勉さんが研究したのが始まりと言われています。
その後、1990年になってギリシャのイオアニス G パリカリス博士によってレーシックが考案されたそうです。レーシックの歴史はまだ28年程度なんですね(2018年現在)
関連記事「サバゲーマーはレーシックを保険適用にできるだろうか?【近視矯正】」
レーシックが受けられない人
レーシックは誰でも受けられるわけではありません。
次の条件に当てはまる人は受けられません
・円錐角膜(えんすいかくまく)
・活動性の外眼部炎症
・白内障(核性近視)
・ぶどう膜炎や強膜炎に伴う活動性の内眼部炎症
・重症の糖尿病や重症のアトピー性疾患など,創傷治癒に影響を与える可能性の高い全身性あるいは免疫不全疾患
・妊娠中または授乳中の女性
円錐角膜(えんすいかくまく)
これは目の表面にある角膜(かくまく)が薄くなって前に出てきてしまう病気のことです。この病気の症状があるとレーシックは受けられません
活動性の外眼部炎症
外眼部とは、目尻、まぶた、目元など「眼の外側」のことです。ここに炎症があるとレーシックの手術はできないようです。「活動性」というのは調べてもよくわからなかったけど、現在進行系で炎症してるって意味でしょうか・・・
白内障(核性近視)
近視には色々と原因があるんだけど、白内障が原因の近視の場合はレーシックがう受けられないようです。
ぶどう膜炎や強膜炎に伴う活動性の内眼部炎症
まず、「ぶどう膜」とは眼球の内側にある三つの組織をまとめて呼ぶ総称のことです
眼球を「ぶどう」に例えたら「皮」にあたる部分のことを「ぶどう膜」と読んでいるとのこと。実際、色も似ているらしいです
「強膜炎」とは白目(強膜)の部分に炎症があることを言います
そして「内眼部」とは眼の中のこと。
カンタンにいうと、目に炎症、病気があるとレーシックはダメって意味
です
重症の糖尿病や重症のアトピー性疾患など,創傷治癒に影響を与える可能性の高い全身性あるいは免疫不全疾患
カンタンにいうと、傷の治りに影響のある病気にかかってるとダメよって意味です。
妊娠中または授乳中の女性
妊娠中、出産後はホルモンバランスによって視力が変わる可能性があるんだそうです
近視治療の種類
私が調べただけでも近視治療にはこれだけの種類がありました
PRK(1983年開発)
レーシック(1990年開発)
ラセック(1999年考案)
イントラレーシック(2001年開発)
エピレーシック(2004年開発)
オルソケラトロジー(専用レンズで矯正する)
IOL(目の中、虹彩の手前にレンズ入れる)
ICL(目の中、虹彩の奥にレンズ入れる)
近視の治療にはレーシック以外にも色々方法があるようです。
それぞれの違いは「レーシックの種類と内容を調べてサバゲーに影響がないか調べてみた」で解説してます。合わせて読むとよりわかりやすいかもだぜ!
例えば「PRK」はレーシックにすごく似てるけど、レーシックではないです。ICLやIOLはぜんぜん違う手術なので、間違わないように注意しましょう。詳しくは別記事で書きますね
レーシックのデメリット
レーシックにはリスクもあります。
消費者庁が発表しているデータでは、平成25年11月8日までの登録分で、レーシック手術を受けて危害が発生したという情報が80件寄せられているそうです。
詳しくはこちら→「レーシック手術を安易に受けることは避け、リスクの説明を十分受けましょう!-消費者庁国民生活センター」
代表的なリスクは・・・
- 光がにじんだりギラギラする(ハロー/グレア現象)
- 夜間に視力が低下、明かりがまぶしく感じる
- 角膜が濁る
- ドライアイが続いている
- 痛みがある
- ものが二重、三重に見えるようになる可能性(乱視)
- 希望した視力にならない可能性あり
- 矯正されすぎて遠視になることがある
- 手術後も視力が低下する可能性がある
だいたい以上のリスクがあるようです。
レーシックのリスク:ハロー/グレア現象
ハロー/グレア現象については、レーシック手術を受けたサバゲーマーさんのブログにも書いてありました
この現象は程度の強弱はあるとしてもレーシック経験者には全員あるんじゃないかと思います。
レーシック経験者がサバゲーで困るたった1つの事-走れ!299小隊 より引用
ダットサイトが見にくいってのはどういうことかって言うと、レティクルの光が滲んでボヤけるんですよ。
だからターゲットが遠いときとか小さい的を狙うときには的ごとレティクルの光に紛れてしまって狙いがつけづらいです。
まあターゲットは人間なんでそこまでの精密な照準は要らないんですけどねw
この光が滲んでぼやけたように見える現象をハローって言います。他にもグレアって言うのもあってこっちは光が過剰にギラついて見えたりします。
これはレーシックの失敗とかじゃなくてまあどうしようもないもんですねw手術を受けるときにもちゃんと説明されることなんですよ。
※実際に手術した人の体験談なので、とても参考になりました。リンク文字をクリックすると記事全文が読めます
角膜が濁る
手術後に角膜が一時的に濁ることがあるようです。100%ではないですが、リスクはあります。
角膜が濁ってしまった場合は、抗炎症剤を点眼する治療をしていくようです
ドライアイになる可能性
手術をする時に角膜(目の表面)の痛みを感じる部分を切るらしく、ドライアイになる可能性があるようです。
そういえば、私の知人も数年前にレーシックをしたんですが、レーシック後に目が痛いって話していました。
希望した視力にならない、見えすぎる
視力の矯正が弱かったり、強すぎる場合はそう感じるようです。
先程紹介した「消費者庁のアンケート結果」にも書いてありました。
手術を考えているなら、こういうリスクをきちんと説明してくれる病院を選んだほうがよさそうです
術後に視力が弱くなる、戻る
レーシック後にも目の形が変わることはあるようです。
また、年齢とともにピントを調節する機能が弱ってくるので、視力が低下することもあるようです。
つまり、将来の近視を予防することはできません
老眼が進む、遠視になる
元々老眼だった人は今以上に近い距離が見えなくなる可能性もあります。
また、レーシックで矯正され過ぎて遠視になり、近くのものを見る時に疲れるといった症状を訴える人もいるようです。
レーシックをしても目のピントを合わせる機能は改善されるないようですね
レーシックのメリット
もちろんレーシックにもメリットはあります。
裸眼で生活できる
これが一番のメリットだと思います。
私も含めレーシックを考えている人って、裸眼での生活に戻りたいって感じているんじゃないでしょうか。
私は小学6年生からだんだん視力が弱くなっていき、25歳ごろからメガネをかけて生活するようになりました。
24~25歳からパソコンを使った仕事をするようになったからか、急激に視力が弱くなったんですよね。
視力は0.2~0.3程度だったので、そこまで生活には困っていなかったけど、サバゲーをするようになってからは困りました。
サバゲーをすると遠くの小さい目標を狙ったり、探すことが多いので、視力が弱いとゲームに負けたり困ることが増えました。
サバゲー始めたばかりの頃はメガネをかけた上からゴーグルを付けてましたが…
メガネ対応のゴーグルが少なかったり、メガネが食い込んで顔が痛かったので、すぐコンタクトレンズを使うようになりました
コンタクトを使っていると「メガネをかけない生活」の魅力に気づくようになり、私はだんだん裸眼で生活できたらいいなぁと感じるようになりました。
レーシックはずっと前から存在を知っていたので、その頃から本格的にレーシックに興味を持つようになったんですよね
裸眼で生活できたら楽しいだろうなぁ。
サバゲーのゴーグル探すのもラクになるし、コンタクトレンズ代も節約できるかも。
そういう妄想を膨らませております(笑)
サバゲーではどんな影響があるのか?
普段からメガネやコンタクトレンズを付けてサバゲーしてる場合は、メガネやコンタクトレンズがなくてもサバゲーできるようになるかもしれないですね。
コンタクトレンズの場合は装着しなくていいので、その点、気軽にサバゲーできるようになるかも。
普段メガネのサバゲーマーの場合は、「メガネ対応ゴーグル」じゃなくてもOKになるので、ゴーグルの選択肢が広がると思います
私はそういうのが魅力に感じたなぁ。
メガネ、コンタクトレンズ代が節約できる
裸眼で生活できるようになると、メガネやコンタクトレンズは使わなくて済むようになります。
オシャレでメガネやカラコンを使うなら別ですが、私はそこにも魅力を感じています
レーシックにかかる費用
レーシックするにはいくらお金がかかるのか?値段を調べてみたところ・・・
だいたい15万〜40万円くらいの幅があるようです。
個人それぞれに合わせたカスタムプランにすると、料金も合わせて高くなるようです。
※手術料金は病院や手術の種類によって大きく違うようです。
レーシック手術ならどこでやるべき?
個人的な意見だけど、きちんと合併症、副作用のリスクを事前に説明してくれる病院が良いと思います。
そして、症例数が多くて実績がある病院の方が信頼できると思います。
ある程度「いいな」と思った病院を決めたら、インターネットの情報だけではなく、直接カウンセリングなど相談をしたほうがいいと思います
やっぱり最終的には直接話をして、説明を受けて本当に納得できてから判断するべきだと思うからです
レーシックで本当にサバゲ索敵力UPするのか?
レーシックは視力に関する手術だけど、「索敵力」はターゲットを見つける技術だから直接的な関係はあまりないと思います。
とはいえ、サバゲーでは遠くが見えたほうが有利なのは間違いないです。
しかし、遠くを見るだけであれば、コンタクトレンズやメガネでもOKなはず。
レーシックを受けるにしても、リスクをしっかり知ってよく考えてから決めるのがいいのではと思います
まとめ
レーシックは角膜を削る近視治療の手術
開発されたのは1990年
レーシックにはデメリット・リスクがある
代表的なのはハロー/グレア現象、角膜が濁る、ドライアイになる可能性、目の痛みなどが起こるリスクがある(100%ではない)
レーシックをしても近視や老眼の進行を止めることはできない
そして肝心の「索敵力」はUPしないと思う(笑)
そんなデメリットがある一方で、裸眼で生活できるようになるなどのメリットもある。
手術を検討しているなら、リスクをきちんと説明してくれる病院でしっかりとカウンセリングを受けて最終的に判断するのがいいと私は思うよ
追記:実際にレーシック受けてきました
この記事を書いてから2年後の2020年8月28日に新宿近視クリニックにてレーシック施術を受けてきました。
手術してもう1年以上過ぎていますが、現状とくに何の問題もなく生活できています。
これは私の個人的な体験ですけど、術後に大きなトラブルもなく今に至ります。
この記事でも説明してる「ハロー」「グレア」などは確かに感じるかなっては思いますが、日常生活には特になにも影響がないですね。
いや、むしろそれまでの近視のほうが日常生活に大きなマイナスだったので私はやってよかったかなとは思ってますw
いちおう私がレーシックしたクリニックのホームページ貼っておきますね
↓
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