調べた結果、私はレーシックについてとんでもなく勘違いをしていたようです。私と同じようにレーシックに興味があるサバゲーマーも誤解しやすい部分かも。
そんな「誤解」や「勘違い」を解明するために詳しく書きますぞ!
もくじ
近視手術の種類(レーシック含む)
前回記事でもチラッと紹介したように、近視の手術にはこれくらい種類があります
PRK(1983年開発)
レーシック(1990年開発)
ラセック(1999年考案)
イントラレーシック(2001年開発)
エピレーシック(2004年開発)
IOL(目の中、虹彩の手前にレンズ入れる)
ICL(目の中、虹彩の奥にレンズ入れる)
※ちなみに「オルソケラトロジー」は手術ではないので今回は紹介しません
私もレーシックについて調べたたらたくさん種類が出てきて混乱しました。いろいろとありすぎて、違いがわかんなかったからです。
どれが一番いいの?って迷うので、まずはそれぞれの違いを知っておいたほうがいいかなって思います
というわけで、1つずつ解説しまーす
PRK(ぴー・あーる・けい)
Wikipediaに書いてあったよ?
PRKとは、Photo Refractive Keratectomyの略です。
レーザーを使った近視の手術なんだけど、レーシックと違って「フラップ」というものを作らないのがPRKです
PRKとレーシックは似てるけど、別物として扱われてるようです
共通するのは、エキシマレーザーを使った手術って部分ですね
ちなみにPRKはコロンビア大学で眼科の教授職にあった「トロッケル」さんによって開発されたらしいです(1983年)
PRKはレーシックのように「フラップ」を作らないので、激しい運動や格闘技をする人におすすめされているようです
レーシック
レーシックは角膜の表面をうす〜く削って「フラップ」を作り、パカっと開いた所にエキシマレーザーを当てて、視力矯正手術です。
レーシックは1990年にギリシアで開発されました。
初期のレーシックはこの「フラップ」を作るのに、医療用のカンナ(マイクロケラトーム)を使っていたんですが、最近の主流はレーザーでフラップを作るイントラレーシックという手術です
イントラレーシック
現在のレーシックで主流になってるものです。
イントラレーシックでは「フェムトセカンドレーザー」というものでフラップを作ります。
医療用カンナでフラップを作る術式よりも、フラップがずれるなどのリスクが低く、切り口もより正確にできるようです。
手術をする医者の技量にも左右されないようです。
イントラレーシックは2001年に開発されました
私も病院で、レーザーでフラップを作ったほうが切り口がキレイにできると説明を受けたことがあります。
イントラレーシックのほうが通常のレーシックよりも金額が高いです。
ラセック
ラセックはアルコールやブラシを使って「フラップ」を作る屈折矯正手術のことです。(1999年に考案)
この時作るフラップは角膜上皮のみの薄いものになるようです。
これは次の「エピレーシック」と同じですね
エピレーシック
エピレーシックは角膜の表面にある「角膜上皮」を薄くはがしてフラップを作り、レーザーを当てる屈折矯正手術です。(2004年開発)
この時に使う器具が「エピケラトーム」という名前なので、エピレーシックって呼ばれているようです
他の手術と違うのは、「フラップが薄い」ことです
手術後は再生した角膜上皮に押し出されて、この薄いフラップは剥がれ落ちるとのこと。そのため格闘技など激しい運動をする人でもできる手術なんだとか
それぞれレーシックは「フラップ」の作り方が違う
- レーシック
- イントラレーシック
- ラセック
- エピレーシック
以上の違いは「フラップの作り方」が違います。
レーシックは「医療用カンナ」・・・つまり刃物でフラップを作ります。
イントラレーシックはレーザーでフラップを作る
ラセックはアルコールやブラシなど。
エピレーシックは「エピケラトーム」という特殊な機械でフラップを作ります。
つまり、それぞれのレーシックは「フラップの作り方」が違うようです
まとめるとこんな感じ↓
名前 | フラップ | 方法 | 矯正レーザー |
レーシック | つくる | 医療用カンナ(マイクロケラトーム) | エキシマレーザー |
イントラレーシック | つくる | フェムトセカンドレーザー | エキシマレーザー |
ラセック | つくる | 特殊なブラシやアルコール | エキシマレーザー |
エピレーシック | つくる | エピケラトーム | エキシマレーザー |
IOL/ICL(あいおーえる/あいしーえる)
IOL/ICLは小さな医療用レンズを目の中に入れて近視や乱視などを矯正する手術です。
IOLは「Intraocular Lens」の略です
もともとは白内障の手術で水晶体を摘出した場合に、水晶体の変わりに目の中にレンズを入れていました。
それを近視治療に使うようになったのがこの治療法です。
白内障の手術と違って、水晶体を残すので「フェイキックIOL」と呼ばれてます
IOLとICLの違い
カンタンに言うと、前房型がIOLで、後房型がICLです
IOLは「前房型有水晶体眼内レンズ」と言われていて、角膜と虹彩の間にレンズを入れます。
ICLは「後房型有水晶体眼内レンズ」と言われていて、虹彩と水晶体の間にレンズを入れます
調べたところ、ICLは虹彩の後方にレンズを入れるので、瞳孔の機能に影響がなく、角膜内皮障害のリスクが低いとのことでした。
しかし、ICLは水晶体に近い位置にレンズを入れるので、手術後に白内障の発生リスクがIOLよりも高くなるようです。
サバゲーマーにレーシックは向かない?
格闘家やスポーツ選手など、激しい運動をする人がレーシックをすると、術後にフラップがズレて視力に影響が出てしまうようです。
その場合は、フラップを作らないPRKや「薄いフラップ」を作るラセックや、エピレーシックをおすすめしている病院もあるようでした(ネット調べ)
レーシックは角膜を削る手術なのでリスクもあります。
中には、レーシックのリスクを避けるために、レーシックではなくてIOLやICLを受ける人もいるようです。
ただし、IOLやICLは白内障のリスクもあるので、そのことを十分検討して決めるのが良いかなぁと個人的に思いました。
サバゲーは激しい運動なのか?
私もサバゲーはじめて4年目になるけど、思い切り楽しもうと思ったら激しい運動になると思います。
しかし、サバゲーの場合は遊ぶスタイルによって違うので、個人差がありますよねぇ
私は主にアタッカー的にガンガン前に出て動くサバゲーが好きなので、激しい運動量になるんじゃーないかなぁって思います
もし、この先の未来でレーシックを受ける時も、そのへんは病院の先生としっかり相談して決めようかなと思いました。
レーシックの種類まとめ
種類を樹形図でまとめるとこんな感じになりました。
大きく分けるとPRK、レーシック、IOLは別モノ
レーシックは「フラップを作る方法」によってレーシック、イントラレーシック、ラセック、エピレーシックに分けられる
PRKや、ラセック、エピレーシックは激しい運動をする人におすすめらしい
IOLやICLは白内障になるリスクがあるけど、レーシックと違ってレンズを入れ替えたり、修正手術ができる
どの手術もメリット、デメリットがあるのでリスクをしっかり調べて、最終的に判断すべしですね。
おわり
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